無意識に自分を痛めつけている習慣からの脱却


こんにちは

今日のお題は、「無意識に自分を痛めつけている習慣からの脱却」です。


「無意識」なので、ほとんどの人がその「習慣」に気づいていませんし、気づいたとしても「脱却」するには少しコツがいります。


今日は、みなさんがその「習慣」に気づき、スムーズに「脱却」するためのお話をしたいと思います。


1.私が「無意識に自分を痛めつけている習慣」に気づいた出来事

ちょっと前のとても寒い日の早朝、まだ太陽のかけらも昇っていない真っ暗な時間帯に私は目が覚めました。

私は元々、寒いのが苦手で、できれば朝まで一度も目が覚めず、空気に温かみが出てきてから目覚めたいところです。

だいぶ損した気分で布団の中で時間を確認したり、ついでにメールやTwitterを読んだりしていたのですが、そうこうしているうちにトイレに行きたくなってきました。しかたなく布団を出てトイレに向かいます。


「あぁぁぁぁ!寒いー!ムカつくー!🤬🤬🤬」


トイレに向かいながら、いつものように心の中でわーわー言っていました。

「わーわー」というか、ほぼ悪態です。🤬の部分は、適当に補ってください。小学生がよく使うような言葉です。😳


言葉は際限なくあふれてきます。

なぜ、こういう時に人は語彙力が豊富になるのか?🤔


様々なことをぼーっと考えていると、突然、

「あぁ、そうか。この言葉は、今、私自身に刺さっているんだ。

という考えが降ってきました。

しかも、それらの言葉が我が身に刺さっていく「体感」を伴って。


さくさくと、

いっそ気持ちよいくらいに無抵抗な私自身に刺さる言葉の数々。



2.そう、私はずっと、長い人生をこうやって生きてきた。

この瞬間に限らず、私は、ずっと、こうやって生きてきました。


冬になれば寒さに弱音を吐き、夏になれば暑さに苦情を述べる。

雨が降れば「靴が濡れる」と文句を言い、晴れが続けば「水不足」を気にする。

そして、口に出さないまでも、さまざまな我慢や理不尽やコントロールできない人や事に対して、相手に浴びせることなく飲み込んだ言葉。


でもそれが全部、自分に刺さっていたのです

これを「理不尽」と言わずしてなんと言えばよいのでしょうか?

でも、だからといって、このまま同じことを繰り返していくのは、私が私自身に対して「理不尽」を働き続けることになります。


では、どうすべきなのでしょうか?🤔



3.脱却するためのプロセス-①自分の気持ちをモニターし、気づく。

私は、まず、「トイレを出た瞬間から」自分の思考を可能な限りモニターし始めました。すると、


1.明かに後ろ向き・マイナス思考・小学生の🤬のような「言葉」

2.言葉に色はついていないが(例:「あー。」「おやおや。」「マジですか。」等)それに付随した「感情」が後ろ向き・マイナス思考であるもの


に大別できることがわかりました。つまり、


いろんな場面で自分自身をモニターし、上記1,2に該当するような言葉や感情が出てきた時には、それに気づく必要があるようです。


そして、



4.脱却するためのプロセス-②別の単語をかぶせる。

気づいたら、即座に「別の単語をかぶせる」ようにしてみました。


ここでの「単語」の内容は、中身がなくてもかまいません。よい言葉として重用されている「ありがとう」「感謝しています」「愛しています」や、なんらかのお題目(ご自身が信心している宗教の大切な言葉をご自由に)、ホ・オポノポノの4つの言葉、こんにゃく、ゆで卵…本当になんでも結構です。

つまり、なにかの出来事で反射的に発生したあなたの思考や感情を「中断」することが目的なので、言葉はなんでもよいのです。それなりに落ち着くまで唱えてみましょう。



5.やってみた結果(私の体験談)

私はこれを約1週間、やってみました。

その結果、


・思考や感情が自分自身に刺さる前に気づけるようになりました。

・刺さることがなくなったので、体感として程よい緩みが出てきました。

(つまり、それまでよりもリラックスできるようになりました。)

等の変化が出てきました。



6.閑話休題:ある社長がマイナス思考を克服した方法

ところで、むかし働いていたサービス系の一部上場企業の社長から直接聞いた話なのですが、


「私だって、マイナス思考に陥ることは当然ある。でも、その思考が発生した後すぐに「今のは嘘です。嘘、嘘。」と取り消している。」


と言っていました。つまり、この社長も、


①自分の気持ちをモニターし、気づく。

②別の単語をかぶせる。


という、上記と同じ作業を別の方法でやっていたわけなんですね!



まとめ

このように、誰しも同様の思考に陥ることはありますし、その際の「対処法」も人によっていろいろとあるのだと思います。


上記を参考に、皆さんもぜひ、

いろいろな方法を試していただき、よりよい毎日をお過ごしください。